レンタルサーバー徹底比較Web

共有サーバーのメリット・デメリット

共有サーバーとは、1台のサーバー内の領域を複数に分けそれぞれの領域ごとにドメインを設定し、その領域を貸し出すサービスです。

共有サーバーは低コストでさまざまな設定を行うための専用ツールが用意されており、簡単に利用することが出来る反面、自由度が低く、個別の設定等はほとんど出来ませんし、同じサーバーの他のアカウントの影響を受けてしまいます。

ほぼすべての共有サーバーは専用のユーザー管理画面を用意していて、管理者権限はもらえません。
アクセスできるところも・・せいぜい「public_html」の一つ上の階層まででしょう。

主に小規模サーバや個人向けといえます。
それでも、普通のウェブサイト運用を中心に「申し込みフォーム」「情報ダウンロード」「ステップメール」「各種ウェブ関連ツール」位のことであれば全く問題ないと言えるでしょう。

むしろ、最初は低価格、収益とアクセスが大きくなってから上位サーバーに移行するほうがよいでしょう。
ちなみにYahooニュースに取り上げられると瞬間的に数千~数万のアクセスが来ます。
このくらいのアクセスなら格安サーバーでも十分さばくことができます。

なぜ知っているのかといえば、格安サーバー(ちなみにXREA)に置いてあるウチのサイトがYahooニュースに取り上げられたのです。
解析タグを入れていたので、その解析が動いていたことにより(アクセスをカウントしていた)上記の説明ができるのです。
他に「ウェブホスティング」「バーチャルサーバー」「シェアードサーバー」と呼びますが、すべてこの共有サーバーになります。

サーバンスのサーバーの一部領域を利用するサービスの事。1台のサーバ内に複数のドメインを設定する事になります。
管理・維持費を複数のドメイン(契約者)が共同で負担するので、料金的には安くなります。
しかし、一部のドメインのトラフィックが増大した場合に、他のドメインへ接続しにくい状態が発生するなど、自分と関係ないドメインによって発生する不具合の影響を受けてしまう事があるので、注意が必要です。

下記に共有サーバのメリット・デメリットを記載しておきます。

▼メリット」
・比較的安価。
・自社内にハードウェアを置かないので手軽。
・サーバの運用・管理の必要がない。
・独自ドメインが使用できる。

▼デメリット
・専用ではない。
・複数ドメインが同時に運用されるので、接続しにくい時がある。

最初は比較的低価格から初めていき、事業拡大に伴いサーバをより、高度なものへとシフトして行く方向が良いのではないでしょうか。

2011年2月27日

共有サーバーとは

今日は、引き続きレンタルサーバーの共有サーバー(Shared Web Hosting)についてお話をいたします。

まず、「server(=サーバ)」とは「ネットワークで繋がったコンピュータ上で他のコンピュータにファイルやデータ等を提供するコンピュータ、またそのプログラム」を指します。

あなたが発信しているホームページに掲載をしている商品や情報を世界中の人に見て貰う為に、その商品や情報が乗っているホームページを保管、保存しているところがサーバーのディスクスペース、そしてアクセスする方のリクエストに答えホームページを送信することがサーバーの役割になります。

24時間365日、止まることなく常に動き続けているサーバマシンはパソコンより高い耐久性や安定性が求められます。
信頼性のおけるデーターセンターは空調や各種災害対策などもきっちり行われています。

データーセンターにまつわるちょっと興味深い話として、あなたもご存知の「さくらサーバー」が提供しているさくらのVPSなどは、この性能で、この価格です。
http://vps.sakura.ad.jp/

ビックリするほど安いですが、これじつはデーターセンターが北海道にあるとのことなのです。(土地代が安い)

また、コロケーション(お客のサーバーの預かり)はしていないのでセキュリティを含め、コストを下げることができたとのことです。
えっ、なんでお客さんのサーバーを預かるとコストが上がるかって・・?
それは自社内だけであれば、社外の人の出入りがなくなりセキュリティコストが下げられるからです。

2011年2月25日

レンタルサーバーの値段はどこで決まる?

提供者やサービス毎にCGIやSSIの利用の可否、使用可能な最大ディスク容量の違い、負荷サービスの違い、利便性向上のための機能の違い、電話サポートの有無、月間の最大データ転送量などがあります。
電話サービスがある場合は、多少料金が高いようです。
海外サーバーのサポートではオンラインチャットが一般的になっています。
私のオンラインチャットで、色々聞いてみたことがありますが、いつでも反応がいいオンラインチャットを運営しているところは料金高めです。
もち、逆もしかり。
利用金額は基本的に、データセンターの運用コストや付加機能、サポート内容などで決まりますね・・・やはり。

例えば、運用コストとは、ホスティングサーバー1台の共同利用ユーザー数、インターネットエクスチェンジ(IX)等との通信費、セキュリティ、電気、空調などの費用、トラブル対応の程度等から計算されます。

サーバーをより高機能にする事や、365日の電話サポートを導入しトラブル時にいつでも解決して貰えるかなどにもよっても、コストが変わってきます。

価格が安いほど1台のサーバーの同居者数が大きいかネットワーク速度が遅い、サポートがメールのみ、障害発生率が高い、バックアップが無い等、イザという時にデータが消失するなどのリスクを伴い、回線やCPU負荷の上昇時には表示速度などに大きく影響が出る場合もあります。

なので、あなたの今運営しようとしている、そのウェブサイト・・・
どのサーバーに置くかということは、よく吟味するとよいでしょう。

2011年2月23日

レンタルサーバーとホスティングサービスの違い

今日は、レンタルサーバーについてちょっとおはなしをします。
レンタルサーバーは俗称になり、正式名称をホスティングサーバーと言います。
ホスティングサーバーとは、サーバーの利用者自身でサーバーの運営・管理をしなくてもいいようになっていますね。

通常、レンタルサーバー契約するとユーザ用の管理画面をもらえます。
そして、有料または無料でサーバー機のHDDの記憶スペースや情報処理機能などを利用させるサービスになります。
サーバーの運営・管理はプロバイダや通信事業者が行っているものから、SOHOで個人的に行っているものまでありますが、総じて1台のサーバーを仕切ってクォータとして複数の利用者に貸し出す形を取る場合が多くなっています。
サーバー機が設置・稼動している場所はインターネットデータセンター(IDC)と呼ばれています。
この場合は、24時間管理、監視体制が整っていて、空調設備が整っているでしょう。
サービス内容によってはサーバー機一台を丸ごと占有できる専用サーバーもあります。
データー量が多い、アクセスが多い、転送量が多いなどサーバーに一定上の負荷がかかる、共有サービスではもたないなどの場合は専用(専有)サーバーを
借りることも視野に入れる必要があります。

サーバー機をサービス提供者の所有ではなく利用者の所有としてデータセンターに設置し、通常の運用を委託するハウジング、コ・ロケーションタイプのものも存在しています。
基本的には、ホームページ公開用のWebサーバーやメールサーバーとしての利用が多いのですが、データベースやグループウェアなどのWebアプリケーションでの利用も多いようです。

2011年2月21日